食事改善や腸活だけでは不十分な理由

「しっかり食べているのに、なぜか体重が増えない」
「腸活も始めたし、タンパク質も意識している。でも体型に変化がない…」
そんな風に悩んでいませんか?
実はその原因、あなたの筋肉が硬くなっているからかもしれません。
太りたいのに太れない。その隠れた原因とは?
多くの女性が、体重を増やすために食事の改善をはじめたり、腸内環境を整えたりと、さまざまな努力をしています。
ですが、それでも結果が出ない…。むしろ頑張れば頑張るほど「なぜ変わらないの?」という焦りが強くなるはずです。
そんなとき、「自分には向いてないのかも…」「体質だから仕方ないのかな」と諦めそうになる人も少なくありません。
しかし、実はこの問題の根っこには、筋肉の硬さという見落とされがちなポイントが隠れているのです。
筋肉を柔らかくしないと、栄養は吸収されない
どんなに栄養バランスが取れた食事をしていても、腸内環境を整えていても、筋肉が硬いままでは栄養を効率よく吸収・活用することはできません。
つまり、体重が増えず、バストアップやヒップアップもうまくいかないのは、筋肉が硬くなり、体内の循環がうまくいっていないことが大きな要因なのです。
筋肉は、単に動かすためのパーツではありません。
実は筋肉には「ポンプ」のような役割があり、リンパ液や血液を体内に循環させる大切な働きをしています。
この循環によって、酸素や栄養素が身体の隅々まで行き渡る仕組みなのです。
でも、筋肉が硬いとどうなるでしょうか?
ポンプが動かなくなれば、リンパ液の流れが悪くなり栄養も酸素も届かないという状態になります。
どれだけ栄養を摂っても、「届ける力」=筋肉が柔らかくなければ意味がないのです。
「筋肉って、ストレッチすれば柔らかくなるんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
確かに力を入れて硬くすることはできます。でも、自分の意志だけで“緩ませる”ことはできないのです。
実際には、他動的なアプローチが必要です。
ここでひとつ注意点があります。
多動的なアプローチと言っても「リンパが滞ってるなら、強くマッサージして流せばいいんでしょ?」そう思って、力任せに揉んだり押したりしていませんか?
それ、実はリンパ液の自然な流れを逆に妨げているんです!
リンパ液は“流れるようにできている”にもかかわらず、無理に流そうとすると、身体は防御反応を起こし、余計に循環が悪くなります。
それどころか、炎症を起こしたり、余計に筋肉が硬くなることもあります。
そして「栄養の吸収は腸だけでしょ?」と思っていませんか?
実はこれが最大の誤解です。
栄養素は腸で吸収されたあと、血液やリンパ液に乗って全身に届けられ、筋肉や内臓が“最終的に”吸収するのです。
つまり、「腸の先」が吸収のゴール。
そこまでの循環がスムーズにいって、はじめて“太れる身体”になるのです。
“食べても太れない”を卒業するための第一歩
頑張っているのに結果が出ないのは、あなたのせいじゃありません。
間違った努力をしていたわけでもありません。
ただ、あと一歩“筋肉を柔らかくする”という視点が欠けていただけ。
それに気づき、正しくケアしていけば、あなたの身体はしっかり変わります!
あなたの身体は、もっと変われる
「私の体質は、もう変わらないかも」
そんなふうに諦めかけているあなたにこそ伝えたい。
筋肉を柔らかくすることで、栄養は吸収され、体型は変わります。
そして、バストにもヒップにも、女性らしい丸みが戻ってきます。
あなたの頑張りがちゃんと報われるように。
そのために、次は“緩ませること”に目を向けてみませんか?