サプリメントの危険性

あなたはバストアップサプリメントの被害を知ってますか?
被害の症状としては月経不順や不正出血、乳房の異常や湿疹などがあります。
バストアップのサプリメントなどにはマメ科の植物の“プエラリア・ミリフィカ”の根から抽出した“デオキシミロエストロール”という成分が含まれているんです。
デオキシミロエストロールというのは女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と同じ作用が体に働くとされていて、エストロゲンはバストアップにも関与します。
「エストロゲンと同じ作用があるなら良いんじゃないの?」
と思うかもしれませんが確かに問題はないんです。
問題なのは、その様なサプリメントを摂ることによって女性ホルモンが増えすぎてしまうことなんです。
実は女性ホルモンは増えすぎてもあまり良くありません。
デオキシミロエストロールはエストロゲンと同じ作用があるというなら、エストロゲンが通常に分泌されれば女性ホルモンが倍になってるのと同じ状態なんです。
エストロゲンが他のホルモン(黄体ホルモン)より多くなると、
・体温が低くなる
・気分の浮き沈みが激しくなる
・生理痛がひどくなる
などが起きます。
じゃあなぜ女性ホルモンが増え過ぎてしまうのかというと植物性エストロゲンの摂りすぎが原因のひとつだからです。
プエラリア・ミリフィカも元は植物であって、サプリメントではデオキシミロエストロールの含有量が多かったため結果的に過剰分泌になったわけです。
なので結論を言うとサプリメントなどを使わなければいいだけのこと。
サプリメントを摂らなくてもバストは作れますから。
そしてバストアップと言えば必ずと言っていい程、リンパという言葉を聞いたことあるはずです。
「リンパが滞ってるので、流してバストアップしましょう!」
ってあなたも聞いたことありますよね?
あなたのイメージだと、脇の所をゴリゴリ押したり揉んだり強い刺激を与えてバストアップさせるアレです。
リンパを流すというのは一般的には老廃物を押し流すこと、と言われてます。
不思議だと思いませんか?
なぜ老廃物を流してバストアップになるのか。
足のむくみだったら、
「老廃物が溜まってるので、流しましょう」
といってマッサージすると足のむくみは取れてふくらはぎの所などが細くなると聞いたりしますよね?
もう一度言いますが、なぜ老廃物を流してバストアップになるのか?
「でも、マッサージしてリンパを流してもバストアップしてるよね?」
と思ってるかもしれませんね。
それはマッサージをしてリンパ液が流れているのではなく、リンパ液が滞留しているだけです。
なのでバストアップしている様に見えるんです。
そもそもリンパ液は流さなくても流れる機能があります。
リンパ管という所にリンパ液が入ってきますが、リンパ管は自動的には動きません。
筋肉が動いたりするとリンパ液が流されて、リンパ管に入り込み流れていくんです。
リンパ液の流れをより良くしたいなら筋肉の柔らかさがかなり重要。
筋肉の柔らかさと言っても、筋肉そのものがフワフワに柔らかい状態であって、決して柔軟性という意味ではありません。
筋肉を柔らかくしようと思って、ゴリゴリ押したり揉んだり強い刺激を与えてもリンパ液は流れないので逆効果です。
痛い思いをして揉んだり押したりしなくてもバストアップはできます。
「リンパを流しましょう!」
と言ってる人がいたらかなり疑ったほうがいいですよ。
リンパは流しちゃダメ!流れる機能があるから。