冷え性は血行が悪いからなのか?
少しずつ暖かくなってきましたね。
でも、痩せ型で冷え性の人はまだ安心できないと思います。
冷え性になる原因って何だと思いますか?
そう聞かれるときっとこう答えるはずです。
・筋肉がない
・脂肪がない
もちろん間違いではありません。
寒い時は身体を少し震わさせますが、あれは筋肉を少し震わせて熱を発生させようとしている状態なんです。
なので筋肉量が少ないと熱を発生させる量も少ないということになるんです。
脂肪には熱を発生させるというより保温機能があるので、脂肪が少ないと温めた身体もまた冷えてしまうということに繋がります。
太ることが書いてある某サイトには、
「筋肉で作られた熱は、血液で全身に運ばれます。栄養不足だと血行が悪くなりやすいので冷え性にもなりやすいです。」
と書いてありました。
血行って血流(血液の循環)のことです。
血液を作る際にも鉄分やたんぱく質が必要なので、栄養不足になると血液はあまり作られなくなります。
でも、栄養不足で血行は悪くなりません。
血液を循環(ポンプ)させてるのは心臓なので、栄養不足になったら心臓の動きは悪くなるのでしょうか?
あなたの心臓は常に動いてますよね?
なので別に栄養不足と血行は関係ありません。
冷え性の対策としては
・筋トレ、運動をする
・しっかり食べる
まずはここからです。
筋肉は熱を発生させるので、筋トレをするという習慣を身につけるのと、食事の量が少ないなら食事の量を増やしていく習慣を身につけること。
食事ってサプリメントやプロテインなどを摂ることではありません。
食事をすると、食事誘発性熱産生というのが起き食後しばらくは身体が暖かくなります。(冷たい物を摂取し場合は例外です)
食事誘発性熱産生はサプリメントやプロテインなどの流し込める物より、物をよく噛むことによって高くなります。
食習慣を変えていかない限り、身体は根本的な所から変わらないんですよ。