2024-01-09
食べるなら賢く食べよう

体重を増やすにはもちろん“カロリー”は必要です。
カロリーが高い物って一体何でしょうか?
すぐ思いつくとすれば、揚げ物やスイーツやお菓子などではないでしょうか。
確かにカロリーは高いですが、栄養素のどのカロリーを高くしていくかがポイントです。
たんぱく質、脂質、糖質、それぞれのカロリーってご存知ですか?
それぞれ1gあたり、たんぱく質は4kcal、脂質は9kcal、糖質は4kcal、となります。
脂質はたんぱく質と糖質の倍以上あるので、脂質を少し多めに摂るとカロリーを増やすことができます。
揚げ物やスイーツ類は簡単に摂取カロリーを増やせますが、腸内環境は荒れてメンタル面にもダメージが来て老化も進んでしまいます。
この先もう食べちゃダメと言ってるわけでなく、食べるのであれば理解した上で食べましょう。
では、脂質のカロリーを問題なく増やすには何が必要だと思いますか?
それは身体に必要な“良質な脂質”がです。
食材でいうと、脂が多い魚(マグロ、サバ、サーモン、できれば生で)、アボカド、オリーブオイル、えごま油、ナッツ類など、まとめて言うとオメガ3脂肪酸が含まれている物です。
魚介に含まれてるDHA・EPAは血液をサラサラにしてくれるので血流改善にもなり、その他のオメガ3脂肪酸も脳にも良いですし、バストの脂肪にも良いです。
サラダ油、オリーブオイル、同じ大さじ1杯でもカロリーは両方とも約111kcalですからね。
これを料理で考えてみましょう。
鶏むね肉100gで、唐揚げとチキンソテーを作るとします。
唐揚げはサラダ油を使い熱を加えるので油の酸化が激しく進みます。
チキンソテーではオリーブオイルを使用します。
オリーブオイルを使用する際はエクストラバージンオリーブオイルのみです。
身体の中で良い反応が出るのはもちろん後者です。
同じ食材を使っても調理法(食べ方)が変わると身体の中の反応も変わるんです。
カロリーを増やす際は、栄養素のどのカロリーを増やすか、カロリーの質は高いか、がポイントです。